まず、絵を描くにいたって最初の動機が誰にでもありますよね。「上手く描きたい(自信が欲しい)」「自分の理想通りの作品を作りたい(創作がしたい)」「人気が得たい(金銭が得たい/寂しい)」これら３つがよくあてはまるかと思います。「自信」や「創作」や「人気」のうちどれでもいいし、どれかが当てはまっている人もいるかと思われます。
あぁ～絵が自由に描けるっていいわ…。漫画を読んでると、「私だったらこうするのに」って思うことってない？ 自分の絵が描けたら…自分の思い通りの漫画に出来て気持ちがいいだろうし…
だよね…頑張って上手くなっていきたいし
でも、実際、漫画を描くって大変だよ…。あらゆる技術の集合体だから、良作って簡単に描けないし。でも、絵さえ描ければ、派手に演出できるから、絵こそが最大の重要なカギであることは事実だよね…
物語も大事だけど、絵がサマになってないとやっぱやる気が起きないわ…
それは私もだよ…
でも創作だけでなく、描いた作品が人気になるのもいいわね…。承認要求が強いのかしら…自分の実力をみんなに認めてもらえると嬉しいのかも…。画力があっても村八分って嫌だし…
だよね…。自分の作品が誰かを喜ばせれたら嬉しいな
実際、数学や囲碁みたいに、実力が上がることの喜びもあるよ…。下手なレベルでチヤホヤされたらかえって伸び悩むこともあるし、画力にも目を向けないとね…
実際にこんな会話をしている女子高生はいないので、新鮮に見えるでしょうか？ もしかするとどこかの婦女子が同人活動で話しているかもしれないですね。とにかく、大体この三つの動機に収斂されていくと思います。この三つ全部を満たしたいってのが多くの人の動機で、どれをメインにするかが問われていると思います。そして、それがモチベーションに繋がるので、この初心を思い出すといいと言えます。
プロの作品に憧れるなぁ…。私も、あんな作品が作りたいし「好き」なことを表現できたら…
最初は憧れという動機も強いかもしれません。「好き」な気持ちを大事にして、この業界そのもので生きていくみたいな気持ちです。興味がないのなら、素通りですから…。創作ってのはそれだけフェチな趣味ですが、最近はパソコンの機器の発達で人口が増えてきたように思えます…。それでも創作をしない人のほうが圧倒的に多いので、僕もあなたもやっぱり希少種であることは事実ですね…。
基本的に長ったらしい講座になっていくと思いますので、お付き合いしてもらえたら幸いです…。